パスファインダーメイデン(以下メイドさん)は冥宮の探索の補佐をしてくれる重要なパートナーである。雲門を通じて冥宮へ入るには彼女らの手を借りなければならない他、冥宮内の探索や戦闘に役立つ様々なスキル、特にテレポータルという緊急脱出手段も提供してくれる。
　メイドさんはロッヂで雇うことができる。

　メイドさんもまた単独で冥宮内へ入ることは出来ない。主に雲門のセキュリティ構造上の問題である。
　冥宮の探索にはパーティの編成が必要となる。このときパーティ編成の管理はパーティリーダーに依存するのだが、このパーティリーダーをメイドさんとすることができないため、別にパーティーリーダーを立てる必要があり、これが探索者となる。雲門の通過時にパーティメンバーの情報を雲門とやりとりするために必要なキャパシティがパーティコストとなり、この上限値が探索者の能力によって決定される。
　長い説明になったが、要はプレイヤーキャラクタのレベルで同行できるメイドさんの人数が決まるということである。消費するパーティコストはメイドさんによって異なっており、能力やグレードなどに影響する。

　メイドさんもプレイヤーキャラクタ同様にスキルクラスを持っている。
　スキルレベルが上昇することによって、能力値も成長し、使用できるスキルも増えるのだ。
　中には特殊な専用スキルをもつメイドさんもいる。

　メイドさんの実力をあらわすスキルレベルはプレイヤーキャラクタへの好感度によって変動する。
　なにがどうなっているのかよくわからないが、好感度が高いとメイドさんも実力を発揮してくれるというわけだ。なので色々とメイドさんに好まれることをやって、メイドさんの好感度をどんどん上げていこう。
　中には性格の歪んだメイドさんもいたりするのだが、まあその辺はなんとかご機嫌をとるしかなかろう。

　メイドさんにもライセンスグレードが設定されており、雇用するためには同等以上の探索者ライセンスを所持している必要がある。グレードの高いメイドさんは当然費用やコストも高くなるので、無理は禁物。
　また、同じメイドさんでも、より高いグレードで雇用することも可能である。この場合、レベルキャップがグレードに応じて解放される他、能力ボーナスやスキルなどが追加されることもある。

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