ミラノ・ンババイン Milano Xxvrvynt
Skill class
WARRIOR
Licence grade
GREENSEED
 マーズピッポル人。その出自は謎だが、本人たちは未だ人類が宇宙に出た頃の時代に母なる惑星の傍にあったという赤き惑星マーズの民と主張している。しかし彼ら以外は誰も信じておらず、マーズを省略してピッポル人と呼ばれる。ピッポルという言葉自体ヒトを意味し、ヒト人という意味になってしまうが、誰も気にしてないので問題ない。
 不死に近い肉体をもち、多少残念なことになっても数刻で蘇生する驚異的な生命力を持つ。バラバラになってもくっつけたら生き返ったという猛者も。
 純血種は異常に長寿で数千年を生きるといい、古の時代に彼らの神との契約の結果と主張している。契約や儀式の内容が失われており、もう真実を知る術もないが、契約したのは悪魔に違いないと考えている者も多い。実に非科学的な話だ。
 その独特の倫理観から善悪の概念そのものが異なり、とても残虐な種族として知られている。
 銀河ギデオン会からは悪魔の民とレッテルを貼られており、概ね間違っていないのだが、銀河ギデオン会の影響の大きい地域では社会地位が非常に低いっていうか狩られる。ピッポル人もギデオニストの能力を必要としておらず、何ら妥協する必要もなく余計に関係の悪化を招いている。
 ミラノはピッポル人とアースマンのハーフ。狂信的ギデオニストの悪魔狩りを返り討ちで皆殺しにしまくってたらいつのまにか凶悪手配犯になっていたので、逃亡生活の末に惑星パライソに流れついた。
 ピッポル人に伝わる大量の香辛料を使った秘伝の煮込み料理は香り高く惑星パライソでも愛好者が多いのだが、材料調達と仕込みに手間がかかるためか機嫌のいいときにしか作ってくれない。

 WARRIOR 
 武器の扱いに長けた前衛のプロフェッショナル。要は体を張って敵を食い止める、肉壁である。
 一応、物理打撃の専門家でもあるが、まず求められるのは頑丈な盾であることだ。そう簡単に残念なことになってしまっては、代わりを探すのも大変。
 誰でも始められる簡単なお仕事ではあるが、まともに稼げるまで生き残るのはなかなか難しい。
 ゆえに生き残った熟練者は腕がいいにせよ運がいいにせよ、居るだけで頼もしい存在なのである。
 ウォリアーはほぼ全ての近接武器を扱うことが可能であり、武器に応じた様々な戦技を習得している。使用の際に精神を削っていく方術とは違い、使い放題なので長丁場に強い。
 一方、扱える防具は全てではないが動きにくくなっても困るので、必要以上に守りを固めるのはマゾの専門家であるガーディアンだけでイナフだ。