レメディ・ブラーエ Remedy Brahe
Skill class
SHARMANIC
Licence grade
GREENSEED
 シリウス星系アースマンで、旧銀河七帝国時代に最も長く続いたシリウスの名家に連なる一族の末裔である。が、混乱期を経てすっかり没落してしまったので要するに今はただの人。
 銀河ギデオン会で聖霊系方術を学び、シャーマニックとして平均的に優秀な能力を持つ。傷ついた人を癒すことに関して生きがいを通り越して絶頂を感じており、怪我人がいない環境に放り込まれると禁断症状のあまり自ら怪我人を作りかねないので、惑星パライソへの放逐もとい派遣が決まった。
 たまに惑星パライソの酒場の裏に血塗れの酔っ払いが倒れていると真っ先に容疑者にされる。困ったことに3分の1ぐらいは彼女が犯人。
 禁断症状の件に目をつぶれば、育ちも発育もよく同僚や後輩の面倒もよく見る完璧超人であろう。
 サボテンの栽培が趣味で、銀河各地から取り寄せたサボテン数百種で私室が埋め尽くされている。

 SHARMANIC 
 亜空間方術の二大系統である聖霊系方術を専門とする聖職技術者。傷を癒し様々な害悪から身を守る方術は探索の安定化に大きく貢献するため、引く手あまたの人気スキルクラスである。
 主に銀河ギデオン会で組織的に技術者の育成が行われており、ほとんどのシャーマニックは銀河ギデオン会の教徒ギデオニストであるが、それとは全く関係のないシャーマニックも僅かに存在しており、ギデオニストとは異なった技能を持つものもいる。
 戒律により刃物や銃などを使うことは許されないが、代わりに鈍器を用いた戦闘術が発達しており、ガードの上から力任せに撲殺するスタイルには戒律の方向性に疑問を抱かざるを得ない。
 鈍器を十二分に扱うために鍛えられた肉体は比較的重装甲の装備も可能であり、防御方術と組み合わせて安定した防御力を持ち前衛でも十分に通用する能力がある。この防御能力を更に特化させた派生スキルクラスがGUARDIANである。
 銀河ギデオン会は聖十字の成立にも深く関わっていたとされ、銀河各地に散らばる聖十字の回収業務を積極的に支援しており、各地にシャーマニックを派遣している。もちろん惑星パライソで活動するシャーマニックたちも例外ではない。